前世の草原を走っていた二人

姫路で癌封じの祈祷やお守りをお探しの方は神社・修生会へ

079-245-0780

〒672-8023 兵庫県姫路市白浜町甲2379

lv

前世の草原を走っていた二人

ブログ

2026/02/04 前世の草原を走っていた二人

乗馬をしている姉弟

 

昨日、頼まれごとがきっかけで、初めて当会に参詣されたお二人がありました。
とても仲の良いご様子のカップルでした。

お話をうかがいながら、ふと私は不思議な感覚に包まれました。
目の前の二人が、いまの姿とは重なりながらも、まったく別の風景の中に立っているように感じられたのです。

広がるのは、どこまでも続く大地。
風が草を揺らし、空は高く澄み渡っている――
モンゴルの大草原のような光景でした。

そこを、二頭の馬が並んで駆けていきます。
馬上にいるのは、姉と弟。
笑い合いながら、風を切って草原を疾駆している姿でした。

その映像のような感覚が、あまりにも自然に心に浮かんだので、私はそのままお二人にお伝えしてみました。

すると彼は、少し驚いたように、そして嬉しそうに、こう言われました。

「自分は、自動車よりも自転車の方が好きなんです。これまでずっと、よく自転車に乗っていて。今日も二人で自転車で来たんですよ」

その言葉を聞いたとき、私は思わず心の中で微笑みました。

ああ、なるほど――
前の人生では“馬”に乗っていたのが、今生では“自転車”になったのかもしれない。

もちろん、これを証明することはできません。
けれど、人と人との関係には、理屈では説明しきれない「続き」のようなものを感じることがあります。

初めて会った気がしない人
なぜか一緒にいると落ち着く人
理由はわからないのに、深く信頼できる人

そうしたご縁は、一度きりの出会いではなく、魂の長い旅路の中で何度も出会い直している関係なのかもしれません。

時代が変わり、土地が変わり、姿が変わっても
共に風を感じながら走る関係は、形を変えて続いていく。

馬が自転車になっても、
草原が街路になっても、
並んで進む二人の魂のリズムは、どこかで同じなのかもしれません。

そう思うと、この世の出会いが、いっそう愛おしく感じられます。
人生とは、単なる「今」だけの物語ではなく、はるか昔から紡がれてきた長い叙事詩の一場面なのかもしれませんね。

 

 

修生会

住所 兵庫県姫路市白浜町甲2379
電話番号 079-245-0780
アクセス 白浜の宮駅より徒歩10分

TOP