和学講談所跡地と国会議事堂周辺を歩く――片山虎之助先生お別れの会と東京で感じた不思議な縁

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和学講談所跡地と国会議事堂周辺を歩く――片山虎之助先生お別れの会と東京で感じた不思議な縁

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2026/06/05 和学講談所跡地と国会議事堂周辺を歩く――片山虎之助先生お別れの会と東京で感じた不思議な縁

2026年5月26日、東京都千代田区のホテルニューオータニで営まれた片山虎之助先生のお別れの会に参列するため、東京を訪れました。
日帰りも不可能ではありませんでしたが、やや慌ただしい日程になるため、一泊することにしました。到着してから気になった場所を歩きました。それが和学講談所の跡地や国会議事堂周辺です。
今回の東京行を振り返ってみると、改めて不思議に思うことがあります。
人は誰でも、自分に縁のある場所へ引き寄せられるように足を運ぶものなのかもしれません。

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片山虎之助先生とのお別れ

 

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片山虎之助先生は、元総務大臣、元参議院議員として長年にわたり国政の第一線で活躍されました。

2025年12月18日午後0時18分、東京都内の病院で老衰のためご逝去され、享年90歳でした。
訃報を知った日のことは今でも鮮明に覚えています。
私がある時計店の店頭に到着したその時に片山大介先生の秘書の方からお電話をいただき、その場で訃報を受けました。
その電話を終えて、呼吸を整えて店内に入り、受け取ったのはオーバーホールを終えた腕時計でした。私の生まれ年に製造された時計で、昨年夏にオーバーホールに出し、約5か月を経て見違えるほど美しい姿になって戻ってきたものでした。
人生を全うされた先生の訃報と、新たな時を刻み始める時計。
偶然と言えば偶然ですが、不思議な巡り合わせのようにも感じられました。
私の父も89歳で亡くなりました。90歳で旅立たれた片山先生のお姿に、どこか父の姿も重なって見えたのでした。
お別れの会では、喪主を務められた片山大介先生と奥様にご挨拶することができました。また、久しぶりに井戸敏三元兵庫県知事ともお会いし、近況を伺う機会を得ました。
多くの方々が先生との思い出を胸に集われており、その足跡の大きさを改めて感じる時間となりました。改めてご冥福をお祈りいたします。

和学講談所跡地を訪ねる

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前回の東京行では、和学講談所発祥の地である麹町裏六番町周辺を訪ねました。
今回は、その後に移転した麹町表六番町周辺へ向かいました。
場所は皇居の北西側に位置します。
当時を示す案内板などを見つけることはできませんでした。実際に歩いてみると、この地域が江戸時代には旗本屋敷の並ぶ地域であり、江戸城との関係が深かったことがよく伝わってきます。
周辺には防衛省もあり、現在でも国家の中枢機能と関わりの深い地域です。
私は東京へ来るたびに、なぜか皇居の西側や北西側を歩いています。
自然と足が向いてしまうのです。
和学講談所が学問を通じて国家の基盤を支えようとしました。
そうした歴史を思い浮かべながら歩いていると、単なる散歩以上の感覚が生まれてきます。

日比谷公園から国会議事堂へ

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お別れの会の翌日午前中は、日比谷公園を散策しました。
高層ビル群に囲まれながらも、公園の中には豊かな緑が広がり、ベンチで休む人、散歩を楽しむ人、読書をする人など、それぞれが思い思いの時間を過ごしていました。
2021年に計画ができて再整備工事が進められ、2033年に完了するようです。
近くには鹿鳴館跡もあります。
その後、日比谷公園から国会通りへ出て、緩やかな坂を上っていきました。
ちょうどこの日はフィリピン大統領夫妻の来日に合わせ、日本とフィリピンの国旗が沿道に掲げられていました。国際都市東京らしい光景です。
坂道を進むにつれ、周囲には官公庁の建物が次々と現れます。
厚生労働省、経済産業省、農林水産省、財務省、外務省、文部科学省、文化庁、会計検査院、内閣法制局、消費者庁、復興庁。
さらに国会議事堂、議員会館、首相官邸、内閣府、国立国会図書館、自由民主党本部、警視庁本部、法務省、出入国在留管理庁など、日本の行政・立法・司法を支える機関が集まっています。
きょろきょろと右を見ても左を見ても、日本を動かす組織の建物が現れる。
そんな場所は国内でも他にありません。
幅広い道路には豊かな街路樹が植えられ、国会議事堂周辺の銀杏並木も印象的でした。
帝国議会議事堂跡なども目に入り、日本という国が近代国家として歩んできた歴史を感じさせます。

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人は縁のある土地へ向かうのか

今回、歩いた場所を地図上で振り返ると、皇居に近い南西と北西を歩いていました。
今回の東京行は片山虎之助先生とのお別れから始まりました。
しかし振り返れば、和学講談所の跡地を訪ね、国家の中枢を歩き、日本という国の歴史と現在を肌で感じる旅にもなりました。
人は自分に縁のある場所や、自らの使命と関わる場所に自然と引き寄せられるのではないでしょうか。
興味や関心は、単なる偶然の産物ではないのかもしれません。
人は知らず知らずのうちに、自分と縁のある土地へ足を運ぶ。
そんなことを改めて考えさせられた二日間でした。

 


修生会

住所 兵庫県姫路市白浜町甲2379
電話番号 079-245-0780
アクセス 白浜の宮駅より徒歩10分

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