不安なときこそ神社へ、お祓いの意味とその背景

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不安なときこそ神社へ、お祓いの意味とその背景

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2025/10/28 不安なときこそ神社へ、お祓いの意味とその背景

気持ちが落ち着かないときや、先の見えない不安に包まれたとき、神社の静けさに身をゆだねたくなることがあります。日々の暮らしの中では、説明のつかない出来事や、どうにもならない思いを抱えることもあります。

そんなときに行われる「お祓い」は、目に見えないものを整えるための神事として、古くから続けられてきました。身体や心に溜まった重さをそっと払い、清らかな状態へと導いてくれるものです。

この記事では、お祓いの意味やその背景にある考え方、神社での祈りとのつながりについて、できるだけやさしい言葉でまとめています。神さまの前に立つことで、今の自分を見つめ直すきっかけになるかもしれません。

 

 

 

お祓いとは何か、神社におけるその本来の意味

神社で行われるお祓いは、古くから人々の生活に根づいてきた儀式のひとつです。日々の暮らしの中で知らず知らずのうちに身にまとう「けがれ」や心の重さを祓い、清らかな状態に戻すことを目的としています。

 

 

罪穢れを祓うという考え方

神道には、「けがれ」を清めるという考え方があります。これは不潔という意味ではなく、悲しみや不安、病などに触れることで生じる心身の乱れを表しています。
お祓いは、そうした乱れを整え、気持ちを静かに落ち着けるための行いとして受け継がれてきました。

 

 

神道における清めの文化

参拝前に手水で手を洗い、口をすすぐ所作にも「清め」の意味が込められています。お祓いは、そのような日常的な清めよりもさらに深く心身を整えるものとされています。
心に澱のようなものを感じたとき、神さまの前で静かに祈ることが、自分自身と向き合う時間につながることもあります。

 

 

神社でのお祓いの種類と目的

実際に神社で行われるお祓いには、厄除けや家内安全、病気平癒など、さまざまな願いが込められています。災いを防ぐだけでなく、内面を清めて前向きな気持ちで日々を過ごせるようにとの思いも込められています。
目には見えないものに向き合う儀式として、今も多くの方が静かにその時を過ごしています。

 

 

 

なぜ不安なときにお祓いが行われるのか

不安を感じるとき、人は何かにすがりたくなります。神社でのお祓いは、そうした心の揺らぎにそっと寄り添い、静かに気持ちを整えるためのひとつの手段といえるでしょう。

 

 

心身の不調と「気」の乱れ

目に見えないものが原因で、気持ちが沈んだり、体が重く感じられたりすることがあります。神道では、そうした状態を「気の乱れ」としてとらえ、整えることで本来の状態へと戻そうと考えます。
お祓いは、その乱れを鎮め、心と体の調和を取り戻すために行われてきました。

 

 

祈りと向き合う時間がもたらすもの

日常から一歩離れて、静かな場所で祈りに向き合う時間を持つことで、心が少しずつ落ち着いてくることがあります。儀式の流れや祝詞の響きに身をゆだねることで、ふだん気づかない感情と向き合えることもあります。
特別なことをしなくても、ただそこにいるだけで、少しずつ心が整っていきます。

 

 

不安や恐れを祓うという意味合い

不安や恐れは、誰の心にも自然と湧いてくるものです。それを否定せず受け入れ、神さまの前で静かに祓い清めるという行為には、深い意味があります。
何かを変えるのではなく、今ある状態を受け止め、そこから少しでも前を向こうとする。お祓いは、そうした静かな一歩を支える神事として、大切にされてきました。

 

 

 

神社で行われる祈祷とお祓いの違い

神社で受けられる儀式には、お祓いとご祈祷があります。この二つは混同されることもありますが、意味や目的には違いがあります。それぞれの特徴を知ることで、神事に対する理解が深まります。

 

 

お祓いが先にあり、その後に祈りが続く理由

神前で祈る前にまず行われるのが、お祓いです。これは、心や体についた穢れを清めるために行われます。穏やかな状態で神さまに向き合うためには、まず自身を整えることが大切とされています。
清らかな状態になってから願いを伝える。それが、神事の基本となる流れです。

 

 

儀式としての構造と意味

お祓いは清めを目的とし、祈祷は願いを神さまに届けるための行いです。どちらも神前で行われますが、役割には違いがあります。たとえば、厄除けや無病息災、病気平癒などは、ご祈祷として受けることが多くなります。
一方で、身の回りのつきものや不安を祓いたいというときには、お祓いを中心に行うこともあります。

 

 

ご祈祷に込められた心願の力

ご祈祷には、神さまへまっすぐに思いを届けるという意味があります。願いごとは人それぞれですが、その一つひとつに向き合い、丁寧に奏上される祈りには、大きな力が宿ると信じられてきました。
静かな場所で心を落ち着け、今の願いに向き合う時間は、日常では得がたいひとときとなることもあります。

 

 

 

修生会で行っている主な御祈祷

日々の祈りの中で寄せられる願いには、病の平癒や心の安定など、さまざまな思いが込められています。それぞれの願意に応じて、一つひとつ丁寧に祈願をお受けしています。

 

 

癌封じに込められた願い

がんの平癒をご希望される方は多く、長年にわたってお受けしてきたご祈願のひとつです。実際に祈願をされた方からは、気持ちが落ち着いたという声や、心の支えになったというお話をいただくこともあります。
毎朝の祈りでは、お名前やご体調などをお聞きした上で、ご本人の願いがまっすぐ届くよう真心を込めて奏上しています。

 

 

無病息災・病気平癒を願う祈り

日々の健康を守りたいというお気持ちや、療養中の方の回復を願う祈祷もお受けしています。ご本人だけでなく、大切なご家族のために祈願を希望される方もいらっしゃいます。
神前で静かに祈る時間が、前向きな気持ちへとつながっていくことを願いながら、おひとりおひとりに向き合っています。

 

 

精神安定・邪霊退散などの祈願内容

理由のはっきりしない不調や、心の乱れを感じるときにお越しになる方もいらっしゃいます。落ち着かない気分が続くときや、日常に違和感を覚えるとき、目に見えないものに対する祈願も承っております。
ご本人のお気持ちに寄り添いながら、神さまの御前で穏やかな時間を過ごしていただけるよう心を込めて対応しています。

 

 

 

ご祈祷は誰でも受けられるもの

祈りを届けたいという思いがあれば、どなたでもご祈祷を受けていただけます。宗教や年齢に関わらず、願いに向き合う心があれば、それだけで十分です。

 

 

年齢・体調・宗派に関係なく受けられる

小さなお子さまから高齢の方まで、ご祈祷はどなたでもお申し込みいただけます。体調が気になる場合や参拝が難しい場合でも、ご家族の方などが代理で申し込まれることも可能です。
心身の状態に合わせて無理のないかたちでご案内しておりますので、ご不安があれば事前にお知らせください。

 

 

どのように申し込むのか

お越しいただいて直接お申し込みいただくこともできますが、事前にご連絡をいただければ、準備を整えてお迎えします。遠方の方や来訪が難しい場合には、電話や郵送などでのやり取りにも対応しています。
状況に合わせたご案内ができるよう、できる限り柔軟に対応します。

 

 

事前に伝えておきたい内容について

お申し込みの際には、お名前や生年月日、願いの内容をお知らせください。病気平癒など体調に関する祈願をご希望の場合は、差し支えない範囲で現状をお伝えいただくと、より心を込めてお祈りします。
お預かりした情報は大切に扱い、静かに神前へとお届けします。

 

 

 

まとめ

日常の中で不安や迷いを感じたとき、神社に足を運びたくなることがあります。そうした気持ちに寄り添うかたちで、修生会ではお祓いやご祈祷を通じて、心身を静かに整えるお手伝いを続けてきました。

お祓いは、心や体に積もった目に見えない重たさを祓い、穏やかな状態へと戻すための神事です。ご祈祷は、願いを神さまにお届けするために、一つひとつの祈りに心を込めて奏上しています。

初めての方にも安心してお越しいただけるよう、事前のご相談やご案内にも丁寧に対応しております。修生会の社頭で過ごすひとときが、皆さまの心に静けさをもたらす時間となることを願っています。

ぜひお気軽にご相談ください。

 

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