令和七年開祖生誕祭式辞

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令和七年開祖生誕祭式辞

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2025/04/15 令和七年開祖生誕祭式辞

開祖生誕祭式辞

 

令和七年開祖生誕祭式辞
本日は、お忙しい中、開祖生誕祭にお越しいただき、心よりお礼申し上げます。例年、聖霊殿前で行ってきた祭事をこの道場で催させていただきました。この会場に来られる参道に、あるいは、聖霊殿への参道に、毎年のように春らしいしるしの桜の花が咲き始めていることにお気づきだと思います。開祖様のお誕生日のお祝いを述べ、皆さまと喜ばしい式典を執り行わせていただけましたことに感謝いたします。

当会の開祖、中澤一聖様は、明治二十九年に丹波にお生まれになり、ここにおいでになれば、この月、満の百二十九歳です。開祖さまのお母さまは、安政六年にお生まれになり、幕末から明治の激動を見てこられたのです。人望があって、信仰篤く、教養ある母親から開祖様は、多くを学ばれました。開祖様のお生まれになられる二年前には日清戦争、七年後には日露戦争とあわただしい時代でした。

開祖様の生家の近くに池尻神社があり、幼少のころから参詣されていました。そのご祭神は、木花咲耶姫(コノハナサクヤヒメ)さまです。その名は、桜の花の咲くように咲き栄える女性を意味していると言われています。

また、開祖様は、「一番偉い神さん、あん」と呼び続けられていたといいます。そうして現れられたのが原始大神様だったのです。日本書紀で最初に登場した神、国之常立神(クニノトコタチノミコト)さまだとされています。現始大神様が、開祖さまを通じて、この地上で偉業を達成されようとしています。

開祖様は、住み慣れた豊かな丹波を出られ、大阪、ソウル、神戸、そして、姫路に移られました。

開祖様は、現始大神さまから授かった力を駆使して、また、多くの神さまがたとのご縁もあって、人助けをされてきました。高砂の曽根でお世話になりながら、病気治しをはじめとする人助けに専心され、御技(みわざ)をもって、当時、不治であった癌を治すなどの奇跡を次々に起こしてこられました。

この場所に開祖様が建てられた神殿のある広間を道場と呼んでいました。毎日あふれんばかりの方が参詣されていました。そこで、開祖様は皆さんがたの心願が来会されずとも成就するように遠隔思念法を開発しました。道場は修練する場所です。その思いがあれば存分にお役立ていただける場所なのです。立て替えられたこの建物でも、この広間を道場と呼びます。ここで、力を蓄え、人のため、世のために尽くすことができるようになるのです。

産業革命からの二世紀あまり、経済的豊かさの追求が、戦争を引き起こし、また、文化的多様性を削いでいます。開祖様が見てこられたような激動を、私たちは、今、改めて、疫病、戦争、暴力的政治などを通じて、見渡す機会を得ているのです。今までの私たちの価値にとらわれず、開祖さまの記(しる)された大憲章にある日本の文化的国家の建設と世界平和の成就に寄与したいものです。

最後になりましたが、この祭事にお手伝いいただいた皆さまの献身的なご奉仕に感謝いたします。また、開祖様のお誕生日のお祝いのこの日にここにお集まりの皆さまに、感謝いたします。

ご縁のあるより多くの方々の下(もと)に、開祖様のお知恵と御業(みわざ)が、届けられますように、そして、皆様方のそれぞれに託された使命を全うされますように念願して、本日の式辞とさせていただきます。

ありがとうございました。

令和七年四月一日
修生会会長 中澤鳳徳

 

 


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