叡智

元旦大祭の「平成二十九年元旦大祭式辞」を掲載します

2017年1月4日 by syuseikai

 

今年、平成二十九年は、何事かをなさろうとしている方にとっては、大切な一年になります。そこで、参考になるように「元旦大祭式辞」を掲載します。

「平成二十九年元旦大祭式辞」

平成二十九年の新春を謹んでお慶び申し上げます。

年の初めの大神様へのご挨拶を皆さまとともに述べさせていただけましたことに、感謝いたします。今年一年のご守護を賜れますようわたしたちのそれぞれが志を新たにする祀りごとになったことと思います。

皆さまにとって、昨年は、どのような一年だったでしょうか。お一人おひとりの運気に左右されるばかりではなく、世間全体の流れと同期したり、摩擦となる部分もあります。この現実の世界は、私たちの本源、霊的な世界と密接につながっています。皆さんのお一人おひとりの魂の成長にふさわしい現実が用意されるのです。ですから、私たちは、世界の流れを知って、私たち自身を磨くよすがにすることができるのです。

今年は、丁酉(ひのととり)です。五行では、ひのとは火で、酉は金です。火が金を溶かすことからよくない関係、つまり今年は順調ではないことが予想できます。上が火で、下よりも強い関係です。さらにひのとは、壮年の男子の意味で、延び盛り、酉は枯れる手前、熟した状態、と、アンバランスなのです。

昨年、暦では、丙申(ひのえさる)で、それまで世間で知られていなかった実績が評価され、日の目を見ることになり、それが将来までも方向づけることになると昨年の元日に説明しました。皆さんも、ご自身のこと、あるいは周囲で、そうしたことに気づかれたこともあったかと思います。

天皇陛下が、突然、譲位のご意向を示唆されました。米国のオバマ大統領が、五月に広島を訪問し、「核兵器のない世界」を目指す必要性を訴え、安倍首相が十二月に米国の真珠湾を訪れ、真珠湾攻撃の犠牲者を慰霊しました。日米の和解と同盟の深化を象徴しています。次期米国大統領にトランプ氏が当選しました。また、英国民投票で、EU離脱が決まりました。

また東京都知事に小池百合子氏が当選し、築地市場(つきじしじょう)の移転先、豊洲市場の土壌汚染対策の問題の解決を図ろうとされています。また、二〇二〇年の東京五輪・パラリンピックの開催経費削減を指示しています。

昨年は、一般に予想できなかったいろいろなことが表面化し、それらが今後に長く大きな影響をもたらしそうに思えるのです。

六十年で同じ干支がめぐってきますから、今年を予想するには、六十年前の昭和三十二年を見ましょう。神武景気と岩戸景気の間、ソ連の国力が上がり、世界初の人工衛星打ち上げに成功しました。東京の人口が急増し、世界一の巨大都市になりました。日本では初めての核分裂の臨界に達しました。そごうの東京進出、主婦の店ダイエーの開店、トヨタがアメリカに輸出開始、日産がスポーツカーを発売と拡大路線であり、その時代を作ったのです。
 今年、権威を背景にしたり、あるいはトップダウンで、将来、拡大するものが、現れてくることが予想されるのです。

当会では、昨年、いろいろな取材を受け、またいろいろな勉強会や講演会に行かせていただく機会がありました。いくつかの情報誌に掲載していただき、また、FM-FUJIでご紹介いただきました。また、B.S.Timesの企画でプロレスの藤波辰巳選手が来会くださって、歓談させていただきました。また、「あずみ」「ゴジラ FINAL WARS」「ルパン三世」といった映画の監督をなさっている北村龍平監督が、ハリウッドから大阪に戻って来られたおりの懇親会にも行かせていただきました。あるいは、昨年、ご縁があって露の団四郎師匠、瑞(みずほ)さんの奉納落語をさせていただくことができました。

これまで中今瞑想のセッションを不定期に行ってきましたが、今年から毎月第2土曜日にニュートラルマインドのための中今瞑想をいたします。一昨年、当会では、中今瞑想のセッションを開始いたしました。それらは、朝日新聞デジタルや、読売オンラインなど多くのメディアで取り上げていただきました。瞑想が悟りをもたらし、皆さま方お一人おひとりの人生を確信に満ちたものにしますので、ご活用ください。

真理に基づく人類の普遍的な価値や叡智を、私たちは、この修生会で受けることができます。当会の「大憲章」にある「日本の最高文化国家建設と世界平和に寄与することを目的と」しての活動に、お集まりの皆さんは参画しているのです。

現始大神様の下(もと)においでのおひとりおひとりに偉大な配慮と託された役割があります。そのお計らいに感謝し、どなたもがご自身の安心立命と世界人類の平和の実現のために努力精進させていただきたいものです。

新しい年を、皆様方とともに神様のご守護を受けて、健やかで、幸多き日々に過ごさせていただくことができますように心よりお祈り申し上げます。

平成二十九年元旦
          修生会会長 中澤鳳徳

事業家のあの世への旅立ち

2012年6月13日 by syuseikai

事業家の皆さんも、肉体の衰えの後、死を迎えることになるでしょう。現実世界での華々しい、あるいは華々しいふりをして活躍をされた事業家の皆さんも、死を迎えられます。事業をしている時期はもちろん、その後でも寝込むまでは、その事業家の死を、当人はもちろん、周囲のだれもが、見渡せないほどにはるか先のことのように思ってきたはずです。

ところがにわかに死を迎える段になって、華々しい事業家たる面目躍如、その活躍にふさわしい死への門出が整えられるかと思いきや、意外に淋しいことになったり、仕事関係の方や親族での駆け引きやいざこざがあちこちで見られたりします。

あれほどの事業を成し遂げられたのに、あれほどに立派な事業家であったのに、それとは似つかわしくない意外な結末を見せられることが少なくありません。事業家としての偉業にもかかわらず、幸福な死とは言えない意外な事態に愕然とすることがしばしばなのです。

事業の継承に失敗したとか、財産相続に問題を生じたとかということだとは思えない、別のことがあるのです。昔、よく使われた言葉で言えば、「悪い因縁」が残ったと言う感じです。事業において解決を図らなければならなかったことが十分ではなかった、あるいはいくらか方向を誤ってしまったというふうなのです。

宗教は、死を扱います。決して逃れることのできない厳粛な宿命「死」をきちんととらえることのできる叡智は、宗教をおいて他にはないのではないかと思います。「死」に思いをいたすと、すぐさま「生」を思い、それは、飯(めし)をただただ食らって過ごせばよいというのではなく、「いかに生きればよいか」を問うことなるのです。

事業家の方々のただならぬ尽力が、自身と家族に良い成果となり、社会への貢献を存分に成し、心穏やかに旅立ちたいものです。

平成二十四年元旦大祭式辞

2012年1月2日 by syuseikai

       平成二十四年元旦大祭式辞

平成二十四年の新春を謹んでお慶び申し上げます。

年の初めの大神様へのご挨拶を皆さまとともに述べさせていただけましたことに、感謝いたします。

一方でたいへん残念なことに、昨年の東日本大震災では、多くの方が行方不明になり、またお亡くなりになりました。ご冥福をお祈りいたします。

そうした経験も糧にして今年一年のご守護を賜れますようわたしたちのそれぞれが志を新たにする祀りごとになったことと思います。

昨年、当会では、三つの出来事がありました。

一つめに、三月十一日の東日本大震災の直後から、被災された方々や関係された皆さま方のためにお祈りをし、また募金をいたしました。そして原子力発電所の事故を受けて節電しました。さらに被災者の皆さまの心のケアのために「ハート&ソウル」支援を進めました。

二つめに、神さまとのご縁のある方々のお役に立てるようにホームページの刷新とご紹介のカードなどを用意しました。ホームページを八月に刷新しましたが、とくにパソコンに不慣れな方やインターネットの環境が十分ではない方でも、またモバイルでも、見やすく分かりやすいホームページにいたしました。

三つ目に各種のメディアの対応をしました。さくらふくむすめの募集や東日本大震災の「ハート&ソウル」支援を、朝日新聞社のアサヒドットコムなど、のべ百ほどのメディアにとり上げていただきました。

昨年の元旦大祭で、平成二十三年は、辛卯(かのとう)で、「上が干す」、あるいは「枯れて、新しく生まれる」こと、つまりこれまで周囲に押しつけてきた人たちの意見が通らなくなり、また卯は、「閉じていた扉を無理に開く」ことなので、今までできなかったことが、犠牲を伴ってできるようになることを意味し、暴動や革命が起こりやすく、数年間で、各国の内部で変革が起こり、国家間の関係も変化することを説明しました。

昨年、実際、大きく取り上げられたいくつものニュースが、辛卯(かのとう)の年らしいできごとだったように思えます。

一月に北アフリカのチュニジアで長期独裁のベンアリ政権が、退陣要求デモに屈して崩壊、同月シリアのアサド政権では、デモ弾圧で騒乱が勃発し、現在も内戦への発展が懸念され、二月にエジプトでは長期独裁体制に対する民主化要求でムバラク政権が倒れ、五月にイスラム過激派テロリストとして知られるウサマ・ビンラーディンは殺害され、十月にリビアでは最高指導者カダフィ氏打倒を目指す内戦に発展し、カダフィ氏が死亡、十一月にイエメン騒乱でサーレハ大統領は、権力委譲に合意しました。十二月には北朝鮮の金正日(キム・ジョンイル)総書記が死去しました。

昨年、サッカーの「なでしこジャパン」が世界一になったことも「今までできなかったことが犠牲を伴ってできた」ことなのかもしれません。東日本大震災や原子力発電所の事故は「閉じていた扉を無理に開く」そのものにも見えます。

年が改まって、今年こそは、と思っていらっしゃる方も多いことでしょう。本年の干支(かんし)は、壬辰(みずのえたつ)です。

「壬(みずのえ)」の文字は、草木の内部に新しい種子ができた状態を表しています。「辰」は、陽の気が動き、草木が伸びる状態を表しています。また英雄が現れ、邪悪を放逐することとも見られます。「よこしまな」「ねじけた」をも意味し、一筋縄にはいかないかもしれません。

壬辰(みずのえたつ)は、水がダムに堰き止められている状態で、大きな力、可能性を秘めた年です。自然界の海や大地に眠る秘められたモノが注目を集めます。
 
外部から大きな災いが降りかかる意味を持っています。今年も各国の体制は変化しますので、これまでの各国の関係を変えてしまいます。それが禍(わざわい)となります。

新たな価値体系をもったまったき方々、まったき企業、まったき国家がカオスに秩序を作ろうとしているのです。

真理に基づく人類の普遍的な価値や叡智を、私たちは、この修生会で受けることができます。当会の「大憲章」にある「日本の最高文化国家建設と世界平和に寄与することを目的と」しての活動に、お集まりの皆さんは参画することができるのです。

現始大神様の下(もと)においでの会員の皆様方のおひとりおひとりに偉大な配慮と託された役割があります。そのお計らいに感謝し、どなたもが、わたしたち一人ひとりの安心立命と世界人類の平和の実現のために努力精進させていただきたいものです。

新しい年を、皆様方とともに神様のご守護を受けて、健やかで、幸多き日々に過ごさせていただくことができますように心よりお祈り申し上げます。

平成二十四年元旦
          修生会 会長 中澤鳳徳