「令和二年元旦大祭式辞」

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 「令和二年元旦大祭式辞」

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2020/01/02  「令和二年元旦大祭式辞」

「令和二年元旦大祭式辞」
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令和二年の新春を謹んでお慶び申し上げます。
年の初めの大神様へのご挨拶を皆さまとともに述べさせていただけましたことに、感謝いたします。今年一年のご守護を賜れますようわたしたちのそれぞれが志を新たにする祀りごとになったことと思います。
皆さまにとって、昨年は、どのような一年だったでしょうか。この現実の世界は、私たちの本源、霊的な世界と密接につながっています。ですから、私たちは、宇宙の流れを知って、私たち自身を磨くよすがにすることができるのです。

今年の空気を知っておくことで、この地上におられるどなたもが、ご自身のあるべき姿を発揮するためのより正しい方向を知ることができます。
昨年、令和になって、新たな時代を迎えた印象は、日本や世界の情勢ばかりではなく、結成七十周年を迎えた修生会もそうであったように思えます。修生会でもいろいろなことがあった中で、受け取らせていただいたものをはじめにご紹介します。

当会の聖霊殿や、この本部建物に隣接する山林、二万平方メートルをご寄贈いただきました。当会の施設の景観保全や活動のためばかりではなく、この地域でお役立ていただけることができるものと思います。
この会場の後方に、本日、披露させていただきました六曲一双の屏風は、光田様よりお譲りいただいたものです。ありがとうございます。
一階の神殿の御幕が傷んでいて、その新調のご提案をいただき、皆さんにご案内させていただきましたところ、多くの金員をお預かりしました。今年四月に皆さんに披露させていただく予定です。感謝です。
瞑想法の書籍の出版の打診をいただいてから一年あまり、いよいよ今年三月ごろ「あなたのパフォーマンスを十倍にする瞑想法」が出版されます。これから活躍される方々にご活用いただけるように図書館などに寄贈する提案を、出版社からいただきました。そのご案内を皆さまにもお知らせし、皆さんにご協力をいただいています。ありがとうございます。
いろいろな方のお誘いもあって、多くの方と出会いをいただき、あるいは、当会の癌封じを週刊誌でご紹介いただき、また、インターネットを通じて、神道に興味のある多くの海外の方と知り合う機会をいただきました。
修生会のそうした状況は、神霊的に新たな舞台が用意されてようとしていることだと思えます。
昨年、令和元年は、干支で言うと、己亥(つちのとい)でした。上部で華やかなことがある一方で、下方は、圧迫を受け、それに反発しやすかったのです。そこから抜け出し、海外などで成果を上げる方も現れることを一年前に説明させていただきました。
昨年の華やかなことがいくつも思い出されます。五月一日に徳仁(なるひと)親王殿下が第百二十六代天皇に即位され、元号が令和となりました。その日、当会では、結成七十周年の祭事を行わせていただきました。ローマカトリック教会、フランシスコ教皇が、来日され、十一月二十五日に皇居で天皇陛下とお会いになられました。
昨年、政府などに反発する動きが、世界中でみられました。香港で政府に抗議し、大規模デモがあって、その後も学生と警察の衝突が続いています。韓国では、日韓関係の悪化とチョ・グク氏の法相指名で多くの集会やデモが行われています。国連本部で開かれた「気候行動サミット」で演説したスウェーデンのグレタ・トゥンベリさんが、「未来のための金曜日」運動を始めて、世界中でデモなどを引き起こしました。
海外で認められた方も多くおられます。テニスの大坂なおみさんが全豪オープンで優勝したことから、アジア初の世界ランキング一位になりました。ゴルフの全英女子オープンで、八月四日に、渋野日向子(しぶの ひなこ)さんが海外メジャー初挑戦で、初優勝を果たしました。
そうしたことは、昨年の干支、己亥(つちのとい)から思い及びます。
今年が、皆さまにとって、あるいは修生会にとってどのような年になるかを、この地上に満ちる空気から推し量ることができます。
今年の干支を見ると庚子(かのえね)です。庚は、刃物など金属で、ねずみの「子(ね)」は、新しい生命が兆し始めることを意味し、行動力や財ををあらわします。鋭く切り込む技術や芸術で才能を発揮する年です。世間が騒然としていながらも将来につながる新たなものが次々に現れる年となりやすいのです。たくさんの問題やそれまでに蓄積した技能を引き継ぎながら整理を進め、新たな時代を切り開く年となります。皆さんがこの一年、どのように舵を切れば、より良い状況になるのかをご理解いただけるかと思います。
私たちの日常は、ともすれば、我よしに傾こうとします。それは、自らの領域を狭め、自在の活動を制限します。
祈りは、私たちの一人一人のもっともらしさを取り戻すために必要です。そして、本来の自己の獲得は、周囲の方々の成長に由来します。
現始大神様の下(もと)においでのおひとりおひとりに偉大な配慮と託された役割があります。そのお計らいに感謝し、努力精進されることを念願しています。
新しい年を、皆様方とともに神様のご守護を受けて、健やかで、幸多き日々に過ごさせていただくことができますように心よりお祈り申し上げます。
令和二年元日
修生会会長 中澤鳳徳

修生会

住所 兵庫県姫路市白浜町甲2379
電話番号 079-245-0780
アクセス 白浜の宮駅より徒歩10分

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